夢日記:銀色の粒

今朝は久しぶりに、夢の中で奇妙な生き物に巡り合うことができた。

かすかに透き通った、銀色の小さな丸い粒が小皿に累々と盛られていた。
そのうちの一粒を口に含むと、歯の間でぷちっと弾けて、中からぬるりとした液が舌の上に広がった。まるで、いくらのようだった。

ふと目を上げると、三十センチほどもある黒々とした巨大なカタツムリが、あたり一面に(わだかま)っていた。

その大きさもさることながら、殻は尋常のカタツムリよりもはるかに扁平で、ところどころから黒い剛毛めいたものが叢生(そうせい)していた。それらが寄り集まって鋭い棘のごとく(そばだ)つさまは、なんとも異様であった。

そして、そのカタツムリの目には、先ほど噛み潰したあの銀色の球体が付いていたのだった。